

エア搬送システム『アスクロン』は、プレスと連動し、プレス加工時に発生する打ち抜きスクラップ(コネクター、リードフレーム、電気部品、自動車部品等)を空気(エア)搬送するスクラップ搬送システムです。工場など生産現場の良好な作業環境の維持と省力化を同時に実現します。

- プレス作業の省力化と長時間運転が可能です。
- 圧送方式のため、パイプ内のスクラップの残留が殆ど無く、異材質の搬送に対応しやすい機構です。
- VSS型(高吸引力)シューターの使用により、カス上がり防止が可能です。
- スクラップ回収容器はどんな物でもよく、離れた場所(屋外)にも設置できます。
- プレスの運転に合わせて連動させ、インターロックにより停止することができます。
- プレスを停止しないでスクラップ回収容器の交換が可能です(一部を除く)。
- プレス周辺のスクラップの飛散がありません。
- 端末機(アスクロン部)により、スクラップ回収容器周辺での飛散がありません。
- 搬送用パイプの配管作業が容易にできます。


パワーユニット

シューター(ASS型)

アスクロン部

ホッパー

スクラップヤードへの
集中搬送例
集中搬送例

防音ボックス外側への
搬送例
搬送例


圧送方式
アスクロン・シューター・システム

パイプ内に残留物なし
シューターから押し出された空気とスクラップは、パイプの内壁に当りながら飛翔してゆきます。 押される空気はパイプの中では外側に広がる性質があるため乱気流状態となり、パイプの中心部と内壁部付近との速度差が小さく流れが速いので、スクラップや加工油のパイプ内残留がほとんどありません。